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2012年05月22日
日食観測記
当日はいつもよりちょっと早めに就寝。
5時頃起きて天候チェックすると、雲少なく晴れそうな気配。
金環部分だけでなく、欠け始めから終わりまで全部観測するのを目標にしていましたので、6時過ぎには観測ポイントに決めていた事務所の入っている建物の駐車場屋上に移動して準備。
三脚立ててカメラ設置し終わって見上げてみると、早くも欠けはじめていたので間に合ってません。
事前チェックなどせずのぶっつけ本番なので、日食初期はピント合わせや露光などが不適正でろくな画が残ってません。
インターバルタイマー持ってないので適当な間隔で適当にシャッターを押しました。
不安だったので絞りを変えて何枚かずつ撮影。
観測開始から一時間くらい経ったあたりで金環食。
シャッターを押しながら、しっかりと目でも見ておきます。
ただのプレートよりも ずっと大きく見られる太陽観察用オペラグラスが大変具合が良かったです。
この辺りになると日が高く雲もないのに夕暮れのように少し暗くなりましたね。
金環状態が終わったあたりから、一段落ということで三脚に据えてないα200で周辺の木漏れ日チェック。
ピンホールカメラの原理で、三日月状の木漏れ日が見られることが知られていますのでしっかり記録。
そのあともせっせと撮影を続けて日食終了を見届け 9時頃撤収。
成果物の一部
金環日食を含む30分の動画
日食の状態を液晶画面でチェックしやすくするために普通のムービーカメラに遮光フィルタ(雑誌付録のものをカットして使用)をテープで貼り付けて最大望遠にして撮影していたもの。
スチル撮影分
まともに撮れたものから見栄えのするものを抜粋。騒いでた割にこの程度かとかゆーなっ!
あんなお手軽機材でも、黒点がわかるように撮れるのね。
前準備自体は早めからやってました。
最初の日食グラスは 2月頃ホームセンターで購入。早すぎて一時行方不明にしたので後日買い足し。
撮影対策として既存の撮影機材にプラスするつもりで、マルミの DHG ND-100000 77mm を3月末頃購入。
しかしよくよく調べてみると光学ファインダー覗いちゃだめだと判明し、前の記事のようにボディ買い足し。
- by umedak
- at 2012年05月22日 08:44
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