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2010年02月16日

Fujitsu Lifebook T4210 その4 解体の巻

会社のデスク脇のキャビネットの上に置いてるときも、ふとした拍子に臭っていたんだけれど、持って帰って memtest86+でフル回転させたとたん温度が上がってファンが全力回転、部屋中に広がる喫煙者の お口のかほり。

げろげろ。

どーせCPU交換するためにはある程度ばらさなきゃいけません。もう一歩進めて完全分解し徹底清掃することにしました。

まず工具無しでできる準備~、電源抜き、電池抜き、CD/DVDドライブ抜き、メモリ抜き、HDD抜き。
裏側のヒンジの付け根辺りにある矢印の印がある三つのネジを抜きます。これがキーボード上のパネルを固定しています。表側にしてそのパネルを外します。F3, F12のあたりに爪があったかな。左右のゴムがあるあたりにも横方向に爪があります。手前に引っ張るようにして上に持ち上げると何とか外せます。分解で一番の難所ですけど、この程度が一番ですから後は簡単簡単。

外せたらキーボード撤去です。ネジで固定してないので上側を少し持ち上げてから、1cmくらい画面側に引っ張って下の爪を抜いたら手前から画面側に起こします。キーボードのフレキシブルケーブルは差し込んであるだけなので、引っ張れば抜けます。ついでにタッチパッドのフラットケーブルも抜いておきましょう。こちらは固定式のコネクタなので、茶色い部分を開くようにしてロック解除してやります。

重量バランスが悪いので、先に液晶画面を外してしまいましょう。
まず背面(コネクタが並んでいる側)のネジを二つ外します。ヒンジ部分のねじを緩めたとき転倒しないように、画面は奥側いっぱいに倒して何かの上に載せておきましょう。。
パネルの回転方向表示LEDが付いている基盤を固定してるネジを外すと、コネクタ付いてますので二つとも引っこ抜きます。システムボード側から生えている左側は、接続してあるケーブルをシステムボード側に残した方が組み立てるとき楽かもしれません。ただし筐体組み立てるとき穴から通すのを忘れないように。

無線関係のアンテナ線も抜きます。なお一本つながってないのがあれば それがBluetooth用です。
まだ画像信号用のコネクタ二つは、ヒンジのネジを外してから抜く方が簡単。

モニタ部取っちゃえば軽くなって作業もやりやすいです。裏返してネジを抜きまくりましょう。ネジの種類が異なるところ(裏側はバッテリー付近の 3箇所くらい)は印があるので覚えときましょう。モジュラーベイのネジ 3つも抜けば上部筺体は外せます。爪でははめ込んであるところはないので、何か引っ掛かりがあればネジが残ってるのかもしれません。

ココから先はただひたすらネジ抜くだけでなのでパス。
▲の印の意味と、一部ネジの種類の表示に気をつければ、だいたいネジの使用パターンは読めます。裏側からのネジと、中のネジは長さが異なるので混ぜないようにした方が後で楽ですね。

ふと外した液晶側を見たら、なんとホコリが入ってるじゃあーりませんか。
この状態からなら分解もそう難しくありません。6つのネジ隠し(4隅とヒンジ部の二つ)を剥がして、隠れてるねじを抜きます。画面側は何箇所か爪で止まってます。手前の樹脂側にうまく力を入れてがんばって開けましょう。

開けると画面枠に沿って貼ってあるゴムっぽいシールが四隅で隙間開いてるのに気づくと思います。エアダスターなんかでシューとかすると、そこらへんから入りそうですね。ついでですから両面テープとかでうまいこと隙間埋めてやると精神安定上いいかもしれません。

とりあえず本体側の樹脂筐体部は基盤類全部取り除いてから、ハヤトール吹き付けてから風呂に沈めてやりました。


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