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2007年09月16日

SELPHY ES1

エイデン本店へ行ったら、SELPHY ES1(Amazon) が展示処分。こちらは17800円から展示品に付きさらに値引きだそーで。

閉店のための展示処分とはいえ、まだまだ機種現行機種。せいぜい 15000円くらいじゃないのかしらと思いつつ、寄ってきた店員さんに ちなみにいくらーと尋ねたら 13000円にしてくれるとか。そばにあったデモ用と思しき未開封の イージーフォトパック E-L100 (売り物は売価2180円くらい)も、それとなくおねだりしてみたら付けてくれるというので、これはもう…ね。
実質的に 1万円前後で、欲しいなと思うけど手が届かない機種をゲットしてしまいました。

展示でデモ使用されていたものなので、液晶に小傷あったりしますが代わりに使いかけ(半分くらい?)のデモ用カートリッジをそのまま付けてもらってます。昇華型なので基本的にプリンタ自体はメンテフリーです。
インクジェットの中古よりは安心かなーと。

帰宅後適当にピックアップした画像 5枚だけ刷ってみました。
サーバの画像保存ディレクトリから、SDのルートディレクトリに適当に放り込んだのを ES1のカードスロットに差し込んで本体上のUIから出力操作しました。

数年前買って年賀状とDVDレーベル印刷に大活躍のPIXUS iP3000は 4色機なので、やはり写真方面では薄い色のグラデーションあたりに ぶつぶつ感が目立っちゃうのですが、さすが ES1は階調表現に優れる昇華型プリンタです。それなりにきれいなグラデーションでぱっと見は印画紙ですね。

低価格の平べったい筐体の機種は使用時に用紙カセットをフロントに差し込むものが多く、しまってある状態で小さくても使うときは案外机上のスペースを要求してきます。ES1は用紙カセットを内蔵する分筐体サイズは若干大きめですが、印刷時に それ以上の面積を要求せず(ACアダプタは別)使い勝手は良好です。

イージーフォトパックと呼ばれる用紙カートリッジは用紙枚数分のインクフィルムと一体になっていて、ある人曰く「明朗会計」。なんだか騙されている感じのするインクジェットプリンタのインクと違い正しい取り扱い方なら書いてある枚数分だけきっちり刷れます。

Amazon.co.jpで L版100枚 Canon イージーフォトパック E-L100 2133円つまり一枚あたり 21.33円。これは概算じゃなくて確定値なのです。

印刷速度ですが一枚あたり 61秒っていうことになっています。実際見ていてもそれほど早いようには見えません。理由の一つとして用紙カートリッジの中にセットされている用紙が印刷方向と 90度違っていることもありそうです。
印刷方向は縦なのに用紙はカセットに横向きに入ってるのです。

印刷を開始するとメモリーカードスロット上のスキマから、用紙が横向きのまま出てきます。次にウィーンと用紙が80度くらい回転。傾いたままですが印刷部分に給紙されるときにきれいに縦になり排紙部から顔を出します。このときは用紙位置揃えのための送りなのでまだ白紙。いったん吸い込まれイエローを印刷。また吸い込まれマゼンダを印刷。さらに吸い込まれシアンを印刷。またまた吸い込まれオーバーコートをかけて印刷完了です。
見てて楽しいですがたくさんあるとじれったいかもしれません。

それからそれから、一つ要注意なこと。
L版の用紙といっても実は横方向に若干長いものが入っていて、名刺を自分で作っちゃうゾ用紙みたいなミシン目が両脇に付いています。それを切り落とすことで L版になるので切断面は名刺カードみたいにザラっとしたものになっちゃいます。

というわけで正直素人向けっぽく見える…というかそうゆう方向で作っているプリンタですが、時々人に渡すために少量だけ印刷したいことがあるっていうニーズには結構いいんじゃないでしょうか。構造上ヘッドの目詰まりといったインクジェットの泣き所からも開放されていますし。
でも年賀状印刷は事実上無理なので他の手段を考えてくださいね。

ご注意。間違ってもインクジェット型買わないように。
Canonでいうと SELPHYと PIXUS miniの二系列ありますが、前者が昇華型、後者はインクジェット型です。インクジェットプリンタ持っている人が後者を買う意味はほとんどありません。

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