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2007年08月06日

やーっと cardik5廃止

4月に導入した新おうちサーバ cardikvm。
vmの名の通り仮想マシンをホストするためのマシンとしての導入です。

我が家のサーバは Windows ドメインサーバ cardik と、外向けにサービスを提供する FreeBSDの phrvthd とがあり、それぞれ Pentium 4 / 3.2GHz と、Pentium 3 / 1BGHz × 2 のマシンで動いていました。
CPUの性能は明らかに前者のほうが上なのですが、「おうちさーば」であるが故に、日中は激しく暇しています。晩になってもユーザー数は高々 4名。性能からしてみれば 役不足もいいところです。一方 phrvthd。アクセス数はそこそこ。それほど困りはしないけれど、blog記事の投稿とか、ちょっと反応の悪さを感じなくもない雰囲気。

で、次期 phrvthdとして購入したマシンなんですが、アクセス数からしたら今度はオーバースペックもいいところ。電気代だってタダじゃないんだから、CPUリソースをもっと有効活用したい! 活用するするためにはどうしたらいいの?

SETI@home とか分散コンピューティングの何かに参加する っていうのは無し。
今流行なのは やっぱり仮想化ですよね。

無償で提供されている VMware Serverをインストールし、仮想マシンを作成。仮想マシンをセットアップセットアップ。

旧外向けサーバ phrvthd3から、大半の機能を引き継いだ phrvthd5 はすでに稼動中で、ご覧の文章も cardikvm上の仮想マシンから送り出されてきているわけです。(メール環境がまだ不安でメール機能の全部は まだ phrvthd3で稼動中)

問題は cardik5でした。
Windowsのインストールなんかも済ませいつでも移行できるように見えるのですが、ドメインだの DNSだの 何だのかんだのでエラーが出続け頭を抱える日々。それでもエラーメッセージを頼りに一つづつ解消していました。こうゆうのが GUIのややこしさでしょうか。

なんにしても無駄に時間がかかったのは Windowsファイアウォールのせいなんです。
Windowsファイアウォールを有効にしようとしたまま環境を構築したいと思ってあれこれしていましたが、ドメインサーバ関係はポートが変動するので単純に穴あければいいって話じゃないことに気づいた時点でヤメ。
Windowsファイアウォール切ったとたんに、全ての悩みが解決してしまいました。

全ての機能を単体の cardik5から、仮想マシンの cardik6へ移行。サーバ上の大量のデータも 要らないものを捨てながら ひっこーしー、ひっこーし。それが全部終わったのが 昨日なのでした。
うまく行かないのはVMwaraのせいだと思い込んでいたところもあり、いろいろ反省するところであります。


仮想化することのメリットは、CPUの有効利用だけではありません。
仮想マシンは抽象化された仮想的なハードウェア構成の上にインストールされるので物理マシンの構成に影響を受けないのです。
なにかハードウェアトラブルがあったとしても、同一マシンを用意せずとも仮想マシンの「ファイル」を代替マシンにコピーしてやれば、そこでそのまま稼動することができるのです。

また OSのバージョンアップやサービスパックなど本番環境にぶっつけ本番が怖いことも、コピーした仮想マシン上に適用することで完全な事前確認をすることができるのは非常にありがたいことです。

CPUの有効利用が当初目的でしたが、今は運用の柔軟性が一番の目的となっているようです。

Comments

何を言わんとしているかわからないが
電気代は安くなるのか?

仮想化によって物理的なマシンを減らすことで電気代を抑えようというのも狙いの一つであります。

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